福岡県朝倉市の廃村 箸立集落 #
探索日 #
- 探索日 : 2019年11月
- ページ最終更新日 : 2022年5月26日
箸立集落跡 #
箸立集落は朝倉市の北東部、 小石原への峠道の途中にあった集落。 読みは「はしだて」と思われる。
集落の現状 #
現在の地形図では、県道から集落までの徒歩道が描かれているが、 探索時は見つけることが出来なかったため、 適当に県道から斜面を下って集落に到達した。 割りと最近県道は補修されたらしく、 工事に伴い道は消滅したのかもしれない。
段差状の耕地の跡と石垣。こういうのいいよね…
倒壊しかかっている廃屋。 屋根には家紋(?)も確認できる。
このほかに別の廃屋が一棟、 その他多数の遺物が散乱していた。
集落の祠。名称等は残念ながら不明。
屋敷跡の下流部にも段状の耕地跡が展開していた。 正直「よくここに住んだな」というような立地に思えるが、 谷沿いの斜面を切り拓いて耕地が作られていた。 先人たちの苦労が偲ばれる。
下流から家屋跡まで続く道。 かつては車も通れたであろう道幅があった。 画像では整った道のように見えるが、 実際は倒木などで塞がっている所も多々あった。
最後の画像は、祠の近くで見つけた謎の構造物。 円状に窪んだ構造物で、中央部には石の土台らしきものがあった。 ため池の跡なのか、あるいは何かを祀っていた場所なのか…