和歌山県古座川町 樫山集落跡#
探索日#
- 探索日 : 2019年8月
- ページ最終更新日 : 2022年5月28日
樫山集落跡#
樫山集落 は和歌山県東牟婁郡古座川町の廃集落。
古座川町大字樫山として現在も地名が残るものの、既に人は住んでいない。
非常に山深い地に位置しており、アクセスは古座川から尾根を越えるルートと、小匠ダム方面から川沿いを行くルートの2つしかない。
このうち後者は廃道に近い道であり( 「山いが」さん でも詳細に探索・説明されている)、
到達には前者のルートが現実的である。 小説 「 炭焼と魚 」でも当地が取り上げられており、
戦時中~戦後の頃の生活の一端を知ることが出来る。
小説自体はフィクションだが、作者は実際に樫山分校の教員を4年間勤めていらっしゃったとのこと。 上記サイトで読むことが出来るので是非一読あれ。
かつての集落#
1800年代前半に紀州藩によって編纂された「紀伊続風土記」に、 この村についての記述 がある。
詳しくはリンク先を閲覧してほしいのだが、 「僻地であり風俗は太古のようである」 「その他推して知るべし」 などと評されてしまっている。
古くより僻村として知られたことがわかる。
現在の集落#
現在、数軒の廃屋や神社が遺る。
またかつては学校もあり、今も建物の基礎などが残されている。
「樫山」の看板

集落の遠景。

いくつかの廃屋は既に倒壊が進んでいるようだ。




何かを祀っている場所。

樫山集落から小匠方面への道の入り口。
素掘りのトンネルがあったりと楽しい道ではあるのだが通行止めである。

反対側から撮影したもの。
岩を「ぶち抜いた」ような切り通しである。

集落内にある神社。剣神社というようだ。

学校の跡地。コンクリートの基礎部分などが残っていた。


追記#
2022年8月に再訪。
樫山神社

石垣作りの塀と廃屋。

樫山分校の社宅と思われる建物。上記小説の主人公(そして作者の方)もここで暮らしたのだろうか


樫山集落から小匠ダムへ向かう道の途中にある隧道。
山いがさんでも取り上げられた「高さ制限2.2m」の道路標識は失われていた
