福岡県久山町の桂木集落跡#

探索日#

  • 探索日 : 2014年, 2017年5月
  • ページ最終更新日 : 2022年5月26日

桂木集落跡#

桂木(かつらぎ)集落跡は、福岡県糟屋郡久山町の廃村である。昭和30年発行の25000分の1地形図までは集落が記載されているが、
昭和46年発行のもの以降では記載されていない。古地形図には集落名の他、建物が二軒と墓が記されている。
あまり規模の大きな集落ではなかったのだろう。(今昔マップ調べ)

古地形図で墓の表記がある辺りには現在は碑が立っているが
これは横峠の付近まで続く、桂木林道の記念碑である。
この記念碑の裏には墓石がいくつか倒れて放置されている。

かつての集落#

付近の方に話を伺ったところ、

祠などはあるが今は誰も住んでいない 昔一軒が住んでいたかもしれない

とのことであった。
集落名は 桂木(かつらぎ)で正しいようだ。

1996年3月刊行の『久山町誌 下巻』には当地の山神社(後述)に関して記載があった。

山神社(無格社)  所在地 久原字桂木
祭神    大山祇神
由緒    創立年月不詳
社殿    神殿  横一尺七寸、入二尺二寸
木鳥居  一基
境内    100坪  民有地  小森安平所有地
信徒    300人(明治初年)
神官    明治初年まで宇和潔直
明治四十四年五月十日 乙宮に合祀

桂木には、むかし民家が二〜三軒あり、社殿の管理をしていた。現在は、社殿に延命地蔵を同祭し、割烹桂川が祀っている。

今では前述の桂木林道の他、付近を流れる新建川にかかる桂木橋に地名が残る。


集落の現状#

新建橋に架かる桂木橋。昭和三十三年十一月竣工という。

桂木橋

桂木林道の記念碑。

林道記念碑

記念碑の後ろ側には墓地があったのだろう、墓石がいくつも転がっていた。

墓跡

沢沿いの耕地跡。

沢沿いの田畑

林道の脇に広がる田畑の跡。

林道沿いの耕地跡

地元の方がおっしゃっていた祠(山神社)であろうか。

山神社

山神社内部

家屋跡地と思われる。古びた石垣が残っていた。

家屋跡地?

上の家屋跡。この階段は最近になって設置されたものだろう。

家屋跡 階段

家屋跡に残っているサークル状の構造物
おそらく離村後に作られたものであろうが、用途は不明である。

サークル??