小鶴トンネルの旧道 #

探索日 #

熊本県道25号宮原五木線は、熊本県の五木村と八代郡氷川町を結ぶ県道である。今回紹介する小鶴トンネルとその旧道はその道中に存在する。まずは小鶴トンネルについてだが、

竣工：1981年
延長：399m

正直特にいうこともないようなトンネルである。しかしこのトンネルには短いながらも旧道があり、しかもその一部は片洞門(?)となっているのである。

以下にトンネルの位置を示す。

現在旧道の一部は附近に存在する白滝公園の遊歩道となっているため自動車で旧道を通り抜けることはできない。

片洞門1 奥に見えるのが片洞門の部分である。写真左側に濁流が写っているが、本来は美しい渓流が楽しめるようである。また川沿いには鍾乳洞があり、そちらも入れるようである。今回は大雨のために入口に近づくこともできなかったが。

片洞門2 より近づいて撮影。この辺りはちょうど遊歩道となっている。写真には写っていないが川の反対側にも巨大な岩壁がありその景色はかなりのものである。

旧道1 片洞門を過ぎてしばらく行くと遊歩道は行き止まりとなり、その先は本来の旧道となっている。

旧道2 旧道はさほど荒れていない。古びたカーブミラーが何とも言えない風情を醸し出している。

旧道3 カーブの先。さらに進むと現道と合流する。

熊本県道25号線には他にもいくつかの旧道が存在するが、そちらもいずれ行ってみたいと思う。