福岡県広川町の廃村 東福寺集落#

探索日#

  • 探索日 : 2019/9/8
  • ページ最終更新日 : 2026/4/26

東福寺集落#

福岡県広川町北部の山間部に位置する廃村。
名前の通り東福寺という寺院があり、これが集落の由来か。


集落跡と廃屋#

集落の遠景。何軒かの家屋がのこる。

集落全景1

集落全景2

集落全景3

廃屋1

廃屋2


東福寺#

地名の由来となったと考えられる東福寺は手入れされており、現役のようだ。

東福寺1

東福寺2

東福寺3

寺の由来は以下の通り。

古記録によると東福寺派南北朝時代の貞和三年(西暦一三四七年)大虚良乗和尚によって開かれた。
牟礼村大聖寺(現在の牟礼茶屋区、禅宗)六末寺の一つであったと伝えられています。
ちなみに六末寺とは一條村 満願寺、当条村 幸福庵、長徳村 大円寺、古賀村 正円寺、久泉村 長福寺と
当地 長延村の東福寺(いずれも廃寺)の六ヶ寺をさしています。

現在の堂宇は文化六年(西暦一八〇九年)長延村の村長であった萩尾勝平基壽が天下泰平、国家安全、五穀成就、村里栄久を祈願して再建したものです。
本尊は木造の重一面観世音菩薩立像ですが、胴体部は如来形であることから手足や頭部は構成の補作とうかがえますし、
周辺の畑の開墾に伴ない出土した五輪塔や梵字を刻む板碑などいずれも中世の面影を濃くとどめる遺物といえます。

解説・広川町郷土史研究会
長延区

他にもいくつかの仏像や祠が安置されていた。

仏像1

仏像2

付近には湧き水があった。

東福寺の湧き水